占いを占術か統計学かを深追いしないことが大切な付き合い方
占いが好きだという方は特に「統計学の1つに過ぎない」との意見があることを知っているかもしれません。
そうなると、学問じゃなくもっと神秘的なものと考える方もいます。
また逆に、統計学なのかなとライトに受け止める多もいるものです。
難しい問題でもあるのですが、ここでは占術と統計学について考えていきます。
統計学について
まずは統計学についての基本をご紹介します。
集団減使用を観察分析する「学問」が統計学です。
集団の傾向や性質を数値化資産しょつしたり、表現方法を研究する記述統計学。
集団から抽出したものに基づき推測する推計学があります。
データにより性質が分かる統計学
概念を見ると、正確なデータを基本にして性質を図る方法が統計学です。
これに沿って考えれば、占術は数値だけで受けてれるものではありません。
実際、科学的な根拠などが分からないけれど当るとされている霊感霊視といった占術もあります。
ですので、統計学イコール占術というわけではありません。
統計学と言われる占術について
占術は統計学に属さないと考える方も多くいます。
しかし、中には統計学と捉えても問題ないとされている占術もあるのです。
以下、それら占術をまとめていきます。
「相術」
人相や手相がこれに当ります。
ある身体的な特徴から性質や性格を読み解くのが相術です。
傾向を知ることができる占術ですから、たくさんの経験則から因果関係を読みていていく方法とも言えるでしょう。
これが統計学に該当するもしくは近いとされています。
とはいえ、相術は日々変化したりその時々の状況でも変わるものと占術の世界では考えられています。
相が変われば結果も変わるので、そのデータをすべて集めるのは困難な事。
ですから、統計学だと断言できません。
「占星術」
ホロスコープを相談者ごとに作成するのが占星術。
「〇星の人はこのような傾向がある」「〇星の人はこのような性格だ」とデータからある程度読み解くことはできるかもしれません。
古来より伝わったとされている占星術。
ですから、経験則から生まれたものと言えるかもしれません。
しかし、誰一人として同じホロスコープを作成できることはないのです。
このことにより、統計学的なデータをとることはできません。
ですからやはり、占術としての見方も生まれます。
こうして、統計学と占術を照らし合わせると見えてくる部分が沢山あります。
専門家はどのように解釈と相談者のスタンス
概念から違いなどを知ることは素人でも可能です。
では、専門家ではどのような解釈がなされているのでしょうか。
答えから言えば、意見は分かれます。
その理由に「定義の相違」があるからです。
占術は統計学ではないという専門家の意見
占術は統計学ではないという専門家の見解は、数字やデータのとり方は「絶対的な法則」に従ってとる必要があると考えています。
これを行うのは現実的ではありません。
実際、占術にはいくつかの流派や方法があるのです。
このことにより、占術は統計学という考えは間違いだというのがその主張となります。
占術は統計学であるという専門家の意見
統計学はさまざまな人からデータを集めた結果。
ですから、占術も統計学1つで良いのではないかというのが統計学とする専門家の意見です。
こうして、専門家においてもそれぞれ意見が異なります。
正しい関係性や、統計学と占術のどちらにカテゴライズされるのかを判断するのはとても難しいことなのです。
では、相談者としてはどのようなスタンスで受けるのが良いのでしょうか。
フラットな気持ちで受けること
フラットな気持ちで鑑定を受けること。
これが最も大切なポイントです。
統計学か占術かに注目をするのではなく、利用目的は「悩みの解決」や「癒し」を求めるからこそ。
「〇〇だからダメ」というのではなく、占術や鑑定が最も相談しやすく悩みの解決に役立ちそうだと感じれば依頼をしましょう。
先生の結果やアドバイスを重視する
学問か占術かも気になることかもしれません。
しかし、大切なのは「自分自身がより幸せになること」です。
そのために必要なのは、鑑定依頼をした先生の結果やアドバイスに耳を傾けること。
そして、それを役立て実践する事なのです。
しっかりと耳を傾けて、最終的な決断を自身で行い道を切り開くことに力を使ってください。
話を聞いてもらう気持ちで依頼をするのが良い
どうしても結果や解決をというのではなく、話を聞いてもらう気持ちで依頼をするのも良いでしょう。
こうした気持ちで依頼をすれば、統計学か占術かなど気になることはなくなります。
ナーバスな悩みを抱えている時はそうはいかないかもしれません。
そんな時は、心を軽くする手段として取り入れてみて下さい。
疑いがあれば無理に利用をする必要はない
鑑定を押し付ける先生やサイトはよほど悪質なものでない限りはありません。
ですから、懐疑的な思いが強いのであれは鑑定依頼を無理に行う必要はないのです。
行いたい時に依頼をするのが最も良いスタンス。
相談者として深くまで探ろうとするのではなく、自分自身に焦点を合わせることが重要といえます。
根拠を求めないことが気持ちの良い鑑定ができるコツ
「占術は統計学」という言葉は、おそらく占術に根拠が欲しい場合に目に留まる言葉かもしれません。
占術の根拠はなかなか認識することはできませんし、それぞれに個性があるのと同様にひとくくりにすることは難しいのです。
ですから、統計学だと決めつけるのではなく「的なもの」程度にしておくのが良いでしょう。
それぞれの占術の根拠は「歴史にある」と考えるのもまた酔う方法です。
占術は古くから伝わったもの
占術の中には、先生が編み出したオリジナルものもあります。
しかしどのようなオリジナル占術であってもその基本となるものが存在しているのです。
占術は「鑑定をする」「結果を出す」「アドバイスや改善を行う」ことを古来より続けてきたのです。
この流れは、統計学という概念ができる前から行われてきたともされています。
そう考えると、学問であると証明するのはとても難しいといえるのです。
根拠ばかりを求めないようにしよう
人はどうしても根拠を求めたくなるもの。
それはどんなに神秘的な占術であっても同様です。
しかし、根拠ばかりを求めないようにして下さい。
鑑定を受ける側からすると、悩みが解決できたり先生と話をすることで心が癒されることが重要ポイント。
そうした結果が得られれば、根拠は特に必要ない事ともいえます。
占術の歴史を読むのもオススメ
どうしても占術についての背景を知りたいのであれば、歴史に触れてみるのも良いでしょう。
書籍として販売されていることもありますし、今ではインターネットで調べると読むこともできます。
歴史を知ることで、占術がもっと好きになったり理解度や信頼度も増すものです。
明らかな結果が出ていない問題を深く考えても答えなど出るハズもありません。
ですから、根拠を深追いするのは鑑定依頼をするにはオススメできないのです。
それよりも、自身の心や現状を見つめ、より良い未来を作ることに集中をしてください。
それこそが、素敵な付き合い方にもなるのです。